27 7月 2012

もうすぐ夏休み!

こんにちわ!
ロンドンオリンピック開幕しましたねー!
我が家のぷちイギリス♥
わたしは、暑いところでアスリートが汗かきながら頑張っているのを見ると、
暑苦しさでたまらず、汗だくな気分になってしまい、
夏の陸上競技と高校野球の観戦は、個人的に非常に苦手とするところです。
プロ野球は暑くても好きだけど。 特に甲子園。
とはいえ、今回のオリンピックは、ロンドンだし、夏といってもそんなに暑くないし、
テニスとシンクロとサッカーは観るだろうなぁ。

ミラノはまた灼熱の夏がぶり返し、
2日に1回くらいのペースで、サカナのごとくプールで泳ぎ、
なんとか涼もうと頑張る日々です。
(イタリアは未だに、クーラーあるお家が少ないもので・・・。)

さて、涼むというか、いや、ヒヤっとした先日のお話。

 週末の午後、プールから帰ってきて、我が家のアパルタメントの門をくぐったら、
いつもは週末姿を現さない管理人さん(ガタイのいいイタリア人おばさん)が
ノシノシ歩いてきて、
「ちゃんと、門の鍵しめた?気をつけて!」とイキなりけっこう凄み系口調。

な、なんで?
と尋ねたら、

「今日の午後、泥棒が入ったのよ。それもあなたの家のお隣!」

 我がアパルタメントの門をいとも簡単に突破し、
ここが管理人さんがドッシリかまえてる入り口スペース
ガタイがっちり系管理人の目もスリ抜け、
お隣さんの家に潜入した窃盗とは、どんな奴らだ?!
泥棒騒動で、気が立ってる管理人に、
軽くなぜか怒られ調子で、状況を聞いたら、午後に隣人不在のときを狙った様子。
「あなた気づかなかったのッ?」
 と言われましてモ・・・。

と、そんなこんなで、また数日後くわしい情報。
どうやら、ビデオカメラに映っていたのは、女性ふたり。おそらく外国人。
部屋を荒らして、なにも取らずに去っていったので、被害は幸いになかったと。

でも、お隣の玄関のドア、防犯用のドアにちゃんとなって無かったそう。
即日、ドアを取り替えに来てもらっていました。

この事件を聞いた、うちの大家さん、
すでに防犯ドアなのに、もっと、防犯度をあげると、
即セキュリティーアップを決断。

やはりそれだけ、危険ということなんですね。

どこの家が防犯ドアかどうか、
泥棒たちが、わたしたちの気づかない間に、調べにきてるのも、
気持ちワルいし、怖い・・・。

我が家のアパルタメント、数ヶ月前も、鍵を壊されかけた家があったし。
とくに夏のミラノはバカンスで8月にもなると、
どこの家も無人になっちゃうので、狙われ易いの要注意です。

ミラノに限らず、おそらく全イタリア、いやたぶんヨーロッパ、
ほんとうに、泥棒対策は入念に越したことはないと思います。

と、それはさておき、
8月はスペインに行くんだ〜って
イタリア人に話したら、
「スペインとーっても危険だから。泥棒とか多いから気をつけなさい!」って
またもや物騒な警告。いや、ありがたい。ごもっともです。

みなさん、楽しい夏休みを過ごせるよう、くれぐれも気をつけましょうね。
buone vacanze a tutti!!!

25 7月 2012

カラフルブレスの嵐

日本のファッション雑誌Gの先月末に出た号で(もうあと数日で次の号が出ちゃうっ)
ワールドスナップのミラノのコーディネーションをさせていただきました。
そして、今回は、ご当地ネタもということで、
なにがミラノの旬かしら?・・・と考えたすえ


カラフルブレスの重ね付け!

 をご紹介しました。

もともと手元のジャラジャラはミラネーゼの十八番ですが、
ココ最近は、流行のネオンカラーだったり、とにかく、色づかいがハデ&多重


クルチャーニのカラフルブレスは、
日本でも飛ぶように売れているようですね。
お値段もお手頃で、カラーバリエーションも豊富ですもんね。
ミラノでもいつもすごい行列です。

 最近は、おもにファッション関係のひとたちなど、
男女かぎらず、付けているのを街で目にします。
Pitti Uomoにて
個人的な好みを言いますと、すくなくとも色違いで2本はつけてたいですね。
カラフルさが勝負です!


さて、こちらが、GISELeでも紹介したブレス。
"Share The Love" です。
今や有名になったブロガーのキアラ・フェラーニや、
モデルのビアンカ・バルティ、
ファッションスタイリスト/エディターのヴィヴィアーナ・ヴォルピチェッラ
が愛用していてブームに火!


ゴールドとコットンのカラーのコンビで、手元が華やかになりますね。
しかもお値段がひとつEUR23なので、まあ今年だけの流行だとしても
ひと夏のアバンチュールとしても、さほど痛くも痒くもないお値段なのが嬉しい。


そんなわけで、ワタシも、ショッキングピンクとオレンジをgetしました。
日焼けした肌にちょうどイイでっす!
 クルチャーニのブレスもあわせて、全部つけちゃってます。

 でもって、最近は、類似のまたカワイイのが出てきていて、

 Dannijo "amos"bracelet
neonカラーがキュートです♥
 これも欲しいなぁー。

というわけで、ミラノの今年は、いつにも増して、
カラフルブレスレットの重ねつけの嵐ですよ。

23 7月 2012

クラッシックカーのお話:その1

6月の初旬。
イタリアの南の島。シチリアで開催されたクラシックカー・レース
GIRO DI SICILIA - TARGA FLORIO 
ジーロ・ディ・シチリア ー タルガ・フロリオに
参加してきました。http://www.girodisicilia.it/

なんと!100周年記念のジーロ・ディ・シチリア。

このレースでパイロットとして参加されるお客さまが
日本からいらっしゃっていて、通訳・案内役でご一緒させていただくはずが、
相方のナビゲーターが必要ということになり、
話の流れから、ナビゲーター役も兼任することに。


じつは、わたし。
お恥ずかしいことに、日本の自動車免許はAT限定歴16年、

輝くGOLDペーパードライバー!

そんなんで、ナビとかできるんですか?大丈夫ですか?ってお尋ねしたら、
レース開催側もOKと言ってくれているので、乗ってください。と言われ 、

そうなったら、好奇心のカタマリ性格、
ベストシーズンのシチリアを一周、なおかつクラッシックカーレース参加。
こんなに楽しそうな経験、そうそうチャンスはないだろうということで、
6月5日、ミラノからパレルモ行きの飛行機に搭乗。
パレルモ到着!

今回のレースは4日間。
出場カーは50〜60台。
最も古い車で1911年のものから、1975年の車が勢揃い。

 イギリスから参加の
1911年のSCAT TYPE C RACER
骨董品の域ですね。




:総勢50台ものクラシックカーが広場に一同に並ぶ眺めは最高です。
右:わがチームの1955年のTRIUMPH


1日目は、シチリア北西のパレルモを出て、シチリアの西側のマルサラの街まで。

マルサラの塩田

ランチのビュッフェはシチリア名物料理盛りだくさん!
ディナーは毎晩、他の参加者と円卓でワイワイ。
2日目は長い1日。マルサラを朝8時に出発。
世界遺産の遺跡アグリジェントを車窓から眺めつつ、
ランチスポットのカルタニッセータまで一気に約400KMを走行。
クッションないと、腰ガタガタです。笑

アグリジェントの遺跡
カルタニッセータのランチのあとデザートCUDDURUNA。
揚げパンみたいなお菓子が、ふわふわドーナツみたいで、
美味しいヤミツキ!

ランチの後は、また350KMを走行。
エンナ、ピアッツァ・アルメリーナ、ラグーザを通過して、
2日目のゴールのモディカの街に到着。
モディカでは、有名なモディカのチョコをお土産にいただきました!

モディカの夕刻

マルサラ〜モディカは高速に乗って直線で走れば290KMの距離。
でも、クラシックカーレースのルートは、綺麗な沿岸の道や、
内陸の遺跡のある街を通ったり、

観光要素的な見せ場!

も組み込んであるので、1日の走行距離が700KMを越えたりするんですね。

今回はレースがメインなので、もっぱら車窓観光でしたが、
やっぱりもう一度、ちゃんとゆっくり訪れたい街がたくさんありました。


さて、肝心のお仕事のナビゲーション。
イタリア語のアシスタントは当然のことですが、
このルートブックを見ながら、
パイロットに道の指示をします。
イタリアの田舎道、高速道路の出口など、
間違えるとホント大変。(汗)

レース中には、タイム管理があって、
スタートから何時間後にゴールに到着というルールがあるので、
そのタイムを見ながら、早すぎてもだめ、
できればゴールタイムきっかりに到着を目指します。

そして、レースでもっとも大事な競技が、タイムアタック

レースのルートの最中にタイム計測ポイントが設置されていて、

規定の距離を決まった時間で走るもの。
たとえば500Mを規定の秒数きっちりで、連続して8区間走るなど。
時速でいえば、まったく早くありませんが、
いかに精密に時間通りにゴールポイントにタッチするか。
0コンマ0秒の世界の戦いです。
熟練のパイロットさんは、プロ並みの計測器を使用して、血眼で争っています。
その、タイムキープのアシスタントもナビゲータのお仕事です。


透明で真っ青な海沿いの街でフォト休憩。
ほかの参加者と一緒に。
GIOSA MAREAのホテルからの眺め
というわけで、4日間、無事にナビも終え、
6月のシチリアのキラッキラの太陽と海とおいしい料理と、
TRIUMPHから眺める景色を満喫しました。

レース競技の順位は、我がチーム、日本からのパイロットさんも
イタリア初出場 で21位。ほぼ真ん中ですね。

クラシックカーレースというのは、
ただガムシャラに車の早さを競うのではなく、
好きな車で、綺麗な景色のなかを駆け巡り、
地元のおいしい料理とワインと、土地の文化、歴史を感じ、
世界から参加するたくさんのひとたちとの交流を楽しむ。
社交的なお遊びであり、新たな旅の楽しみ方。

っていうのが、初参加のわたしの印象です。
もちろん、タイムアタックの時は真剣勝負ですよ。


日本からの参加者ももっと増えるといいな〜。

21 7月 2012

Mandorlaってナニ?

mandorla(マンドルラ)は、イタリア語で、アーモンドのことです。
というわけで、ブログ名の
Mandorla girl = アーモンド娘!
という意味です。

イタリアでは、日本人とか中国人、いわゆるアジア人の目のことを
gli occhi a mandorla(アーモンドのカタチをした目)言います。

ミラノに住み始めた頃は、そーいう総称されるの
「なんかヤだな〜」と思ってたんですが、
まあ、実際のところ、こーんなカタチの目なので、慣れてくると

むしろ、マンドルラっ娘でいいじゃないか!と、開き直り。笑


付け加えますと、わたしの大好きなシチリア島の名物のお菓子は、
アーモンドの粉で作った焼き菓子が多いんです。

pasta di mandorla 
シチリアンバールに行くと、こんな郷土スイーツが。
独特のアーモンドの香りのする、素朴な食感の焼き菓子。
この香りがクセになるんです。
あんずのジャムの乗っているのと、ピスタチオでコーティングされたものの2種類♪
こちらもシチリア名物のグラニータ!
かき氷っぽいけれど、氷のツブがとっても細かくて繊細。
この写真は、カフェ味とアーモンド味の2層にしてもらいました。
これを左側の巨大ブリオッシュにつけながらいただくのが、
シチリア流の朝ごはん。
ウマウマ!

グラニータは、レモンが定番ですが、ピスタチオ、いちご、パイナップル、ピーチ、
チョコレート(これは危険なほど美味しい)など、種類豊富です。
本場のシチリアに行くと、20種類くらいあるんですって。


そんなこんなで、マンドルラスイーツ大好きのマンドルラっ娘のブログ。
今後ともよろしくおねがいします♪



20 7月 2012

my jobs 2: fashion snap photos

ブログスタートしたばかりなので、
自己紹介がてら、ふたたびお仕事の話です。

2012年から、メンズファッションのスナップ写真の撮影をはじめました。

きっかけは、ある日本の、メンズファッションのshopさんからの
ご依頼で、ミラノの街を闊歩するレベルの高いオシャレ男子
の写真(チョイワルおやじ含む)が欲しいとのこと。

というわけで、昔とった杵柄というほどでもありませんが、
日本で大昔にマニュアルの一眼レフ講座に通った記憶をたどりつつ、
一眼デジをかついで、 シャッターをカシャカシャ 。

世界の一流ブランドが(古いこの表現。笑)
集中するショッピングストリート周辺を、うろつき
イケメンを見つけては写真を取らせていただいています。


いわゆる、職業:ナンパ?

いや、違います、真面目に写真とってるだけですよ!


日常のスナップもですが、ミラノでファッションショー(ミラコレですね)があるときは、
会場前にも被写体を探しに行きます。
PittiUomoというナの、世界最大級のメンズファッションの展示会の際も
フィレンツェに行って、灼熱の太陽のしたで、被写体追っかけ。

このページの右上のクルクル変わる写真のスライドショーをご覧になってみてくださいね。

まとめた写真はこんな感じです↓ クリックで拡大します。


ジュリーク♪

コスメもファッションも食材に関しても、
外国モノへのとっつきがよろしくないイタリアにいると、
あらゆる外モノの入手がむづかしいデス。

コスメだとNarsとかボビーブラウンみたいな、
日本、ロンドン、パリ、NYで手に入るものが、まったく店頭になかったり、
たとえばコスメのマルチショップの店員に聞いても、「ナニそれ?」状態で、
かといって、イタリア製のコスメがそんなに満足度が高いというワケもないので、
お気に入りのスキンケア系やコスメを見つけるのは
手間ひまかかります。

SK-IIとかEssieネイルなんかは、比較的お手頃なロンドンから入手。
最近のおきにいりは、Jurliqueのスキンケア。
日本のおともだちが愛用しているので、わたしもロンドンからゲットしてみました。
しかも、日本で買うよりもとってもお得。
というわけで、ちょっと
オトナ買い♪

噂には聞いていたけれど、やさしいテクスチャー、でもって保湿もしっかりしてくれるし。
なんだか最近、とってもお肌が調子いいっす。アンチエイジングもナニゲに効いている。
そして、このパッケージがオトメゴコロをしっかりギッシリ掌握!

とくに、Loveバームのローズは、ハンドクリームにしたり、
露出の多い季節なので、足にぬりぬり、かかとにスリ込み、
時には、塗り香水のようにもして、愛用しておりますです♥

17 7月 2012

my jobs: Fashion

ミラノでFashion weekがある期間、
とくにレディースの2月と9月は、
街がとっても華やかになります♪

日本のファッション誌でも、ミラコレスナップ特集がありますが、
そういった特集の現地でのコーディネーションをさせていただいています。
カメラマンさんと一緒に、ショー会場を転々と移動して、
迫力満点の世界のエディターや、モデルのスナップをするお仕事。
ステキな被写体をみつけるのと、着用データ取りがわたしの担当です。

まさに今!コレが来てる!っていうリアルファッションが
怒濤の様に目に飛び込んで来る1週間。
刺激的でたまりません。

有名エディターはもちろん、ジャーナリスト、スタイリスト、
世界からやってくるバイヤーのカラフルで個性的なファッションや、
垂涎モノのドレスやバッグや靴などが、もうザブザブ、波のようにやってくる。
『あー憧れ〜☆。』


売れっ子ダフネ


マグダのシースルートップがカッコイイ

lovelyな雰囲気のアナイス





こんにちわ

shihoです。ミラノで暮らしてもうすぐ7年。
イタリアでみること、感じること、
書き綴っていきたいとおもいます。